第一回「キック・オフ セミナー:報告」

 大学経営を変えるための連続講座を開設するにあたり、まず、「大学力アップ“珠玉の方法”」を出版するに至った動機をお話しました。

 第一は、私は永く企業に勤めていたことから、企業と大学の風土、価値観、常識などの違いに違和感があったこと。他方、17年間大学に身を置いて仕事をしてみると、大学の業務に関する支援などを生業にしている企業の方たちに対して少し注文したいことがありました。この“企業人の目”と“大学人の目”という視点で書かれた本はほとんどなく、大学の経営に関わる方々にもお役に立てることがあるのではないかと考えました。これら“2つの目”とは何かについて、具体的な事例でお話ししました。

 次に、大学を取り巻く環境がいかに厳しくなっているかについて、データを用いて私の認識と、それに伴う大学の課題についてお話しました。これらの背景の下、本書は書かれています。

 初回はキック・オフセミナーということで、本書の内容すべてについてそれぞれの項目の要点のみを簡潔に話す積りでおりましたが、時間の制約から、今回は特に重要な「中退予防」と「入試戦略」の2つのみとなりました。これらも含め、1月からはテーマごとに隔月で皆様方と議論したいと考えています。

 最後に、本の出版に関する裏事情など文章で残すことは決して有り得ない話、そして今後のスケジュールをお伝えしました。

 

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